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永く使えるものを選びたい!自分に合ったカトラリーの選び方

2021.07.21

自分に合ったカトラリーを選べていますか?

 

 

見た目がかわいいだけで決めてはいないでしょうか。永く使うためにも、お料理をおいしくいただくためにも、ポイントをしっかり押さえて自分に合ったカトラリーを見つけましょう!

 

 

 

【目次】

1:カトラリーを選ぶ時の条件

2:おすすめのブランド

3:カトラリーのお手入れ方法

 

 

1.カトラリーを選ぶ時のポイント

 

素材

 

 

カトラリーの素材には、純銀、洋白銀器(銀メッキ)、ステンレスなどがあります。それぞれの特長を見ていきましょう!

 

純銀

銀は金と並んでその美しい輝きと希少価値により、古くから貨幣や宝飾品として用いられてきた貴重な金属。純銀製は、表面が滑らかで輝きがあり、熱伝導率・抗菌性といった機能性も兼ね備えた最高級のカトラリーです。しかし、錆が生じるためお手入れが必要であり、大変高価であるため、高級レストランなどで使用されます。

 

洋白銀器(銀メッキ)

洋白銀器(銀メッキ)は高価な純銀製カトラリーの代用として考えられたものですが、この銀メッキによってそれまで一部の王公貴族の専有物だったシルバーカトラリーが急速に普及したといわれています。洋白銀器(銀メッキ)製は、表面が銀で、中身は銅とニッケルと亜鉛からなる合金ですが、見た目は純銀製カトラリーと同じです。

 

ステンレススチール

ステンレス製は、美しく耐食性があり、現在では洋食器の素材として最も一般的なカトラリーです。ご家庭用のカトラリーとして広く一般的に使われている18-8(クロム-ニッケル)ステンレスですが、18-12ステンレス、18-10ステンレス、18-0ステンレス、13-0ステンレスといったグレードがあり、ニッケルのパーセンテージが高ければ高いものほど高級品とされています。お手入れが簡単で長く使えるので、どうしても銀が良いという方でなければこちらの素材を強くおすすめします。

 

 

口当たりの良さ

 

口当たりの良さは「磨き」で決まります。どんなに素材が良くてデザイン性があるものでも磨きが甘いとザラザラしたり金気がしたりして、お料理の邪魔になります。特にスプーンやフォークは口に直接入れるものなので、気を使いたいですよね。

 

一般的な安いカトラリーは、「ガラ研磨」とよばれる機械によって、磨き石や他のカトラリーと一緒に磨かれます。そうすると細かい部分に当たらなかったり、十分な磨き具合にならないことも・・・。一方、ほとんどのブランド物は職人がひとつひとつ手作業で磨いています。よく磨かれたカトラリーは鏡のようになり、平たい部分であればはっきりと自分を映すことができます。

 

しっかり磨くことで、ざらつきや金気などのお料理を邪魔する原因を取り除くことができます。その為、カトラリーはしっかり磨かれた口当たりの良い物を選びましょう!

 

 

金気がしない

 

カトラリーの裏に「18-10」や「18-0」と書かれているのを見た事はありませんか?ステンレス製のケトルやフライパンなどにもよく「18-10」と書いてあるのをみると思います。「18-10」とは鋼に18%以上のクロムと10%以上のニッケルを混ぜたステンレスの事です。

 

クロムの数字が大きくなるほど金気を感じなくなり、サビの発生率も低くなります。安いカトラリーでは「18-0」材質がほとんどで、金属の味がしたり、長く使っていく上でサビが発生することもあります。絶対に錆びないとは言い切れませんが、「18-10」と表記されたカトラリーの方が扱いは楽になります。

 

 

持ちやすさ(軽さ・大きさ・バランス)

 

いくら自分好みのデザインでも持ちにくい、または使いにくいカトラリーは、永く使うことはできませんよね。なんといっても食事の邪魔ですし、デザインに飽きたら使わなくなってしまうでしょう。取りにくかったり、硬い物を食べる際に手が痛くなったりしたことはありませんか?大量生産されている様な安い物は、角が取れていなかったりエッジが効いていなかったり使いにくいことが多々あります。

 

「磨き具合」と同じようにしっかりと角が取れた、手に負担がかからないものがよさそうです。

 

 

見た目

 

カトラリーのデザインにはモダンなタイプやクラシックなタイプなど、様々な種類があります。自分のもっている食器に合わせたり、よりシンプルな物を選ぶことで、飽きの来ない永く使えるものになるでしょう。

 

また、デザインを見る際にフォークやナイフの先端部分の鋭利さを確認するといいでしょう。上質なものほど鋭利に作られています。

 

 

 

2.おすすめのブランド

 

sori yanagi

 

 

多岐にわたる分野のデザインでその才を発揮してきた、柳宗理によるインダストリアルブランド。

 

バタフライスツールやステンレスカトラリーの穏やかな曲線は、彼自身の、単なるデザイン性だけでなく使い勝手も追求する姿勢によるものです。料理の専門家や多くの家庭の主婦の意見に基づき長い間研究を重ねてデザインされました。そのシンプルで美しいデザインと高い機能性は決して飽きることなく、永く愛用して頂けるものばかりです。

 

ステンレスのカトラリーシリーズは安定感のあるシンプルなフォルムで、どこか懐かしい温かみのあるデザインです。艶消し仕上げなので傷も目立ちにくく、飽きずに長くお使い頂けます。

 

柳宗理のカトラリーは種類が豊富で、スプーンであれば、カレー用やデザート用やコーヒー用、ティー用まであります。そのため、どれを使ってよいかわからない!なんてことも。

 

そろえておくと便利な5つを紹介していきます!!基本的にはデザートナイフ、デザートフォーク、デザートスプーン、ティースプーン、ケーキフォークの5つがあれば、他の物にも代用出来たり、なにかと便利です。(当店では下記の商品のみをご用意しております。)

 

 

▽sori yanagiのアイテムはこちら

バターナイフ
ヒメフォーク
コーヒースプーン
ディナー・デザートナイフ
パスタフォーク
テーブルスプーン

 

 

アイススプーン

 

 

 

 

ZIKICO

 

ZIKICOはジルコニアに特化したプロダクトブランド。

 

ジルコニアは、天然由来の鉱物から出来たもので、宝石の様に硬く、金属の様にしなやか。ノンアレルゲンなので、金属アレルギーの方にお勧めです。一般的な金属製や木製ののカトラリーは、口に運んだ時にその素材自体の独特の味を感じることがありますよね。それらとは違い、ジルコニアは一切料理の味を変えません。

 

また、なめらかな仕上がりと薄い形状は料理を捉えやすく、口に含んだときのなめらかな口触りと抜けの良さは、料理の味わいに集中するのを助けます。マットで柔らかく光を反射するジルコニアのカトラリーは、食卓の風景に穏やかさを添えてくれます。

 

KIYO

 

KIYOデザートカトラリーは和菓子が食べやすいように形作られました。和菓子のカトラリーといえば漆や木の匙やヒメフォークが一般的でしたが、厚ぼったい匙やお菓子をすくいづらいヒメフォークは、どうしても使いづらさがありました。

KIYOデザートカトラリーは最薄部が0.8mmになっており、食べづらい和菓子もすくいやすく口当たりもなめらかです。石を思わせるジルコニアの佇まいは和の設えにも似合い違和感がありません。

 

 

SUMU

SUMUは「澄む」と「住む」を掛けて名付けました。澄み渡った清らかさを持った道具として、住まいの中で永く共に暮らしていくことを目指したプロダクトシリーズです。

 

SUMUカトラリーは、一般的な金属のカトラリーに比べ約50%程軽い仕上がりになっています。軽いので持ちやすく、手に優しくフィットし、全く食事を邪魔しません。

 

 

 

▽ZIKICOの商品はこちら(当店ではSUMUシリーズのみを扱っております)

ディナーセット

 

 

 

3.カトラリーのお手入れ方法

 

お手入れしやすく、一般的な家庭でよく使われているステンレス製のカトラリーのお手入れ方法についてご紹介します。

 

ステン(錆)レス(ない)という名前のとおり、とても錆びにくい材質です。しかし、オススメしてきた18-8や18-10のカトラリーでも絶対に錆びないワケではないのでお手入れは大切です。

 

まず、サビの原因として、塩分や酸等を含んだ汚れを付着させたまま放置したり、湿気の多い場所での保管が挙げられます。洗うのが面倒くさくなってどうしても放置してしまう他に、食洗機のタイマー設定で洗う前の時間が長くかかってしまったり、気づかぬうちに放置してしまっていることはありませんか?それの積み重ねで汚れやサビの原因になってしまうので要注意です。使用後はすぐに洗って水けをよく拭き取って、清潔な場所で保管することをお勧めします。

 

また、どうしても錆びてしまった場合は、磨きましょう。ステンレスを磨く場合は、市販のステンレスクリーナーやクリームクレンザー等を乾いた柔らかい布に取り、磨いてください。その後よくすすいでください。また、磨く際は含まれる研磨剤の粒子によって表面に擦り傷が残る場合がありますので、目立たぬところで試してから行ってください。

 

 

いかがでしたでしょうか。自分に合ったカトラリーを見つけられましたか?是非、永く大事に使えるものを探してみて下さいね!

 

 

 

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